斜面を整え、一歩ずつ。

山肌を削る音と、確かな一歩。北陵工業の小野です。

いよいよ本格的な梅雨が近づいてきました。私たちは今、高速道路を作るための現場に入っています。

地面を掘る前の、大切な準備

今回の現場では、本格的に地面を深く掘り進める前に「竹割工法(たけわりこうほう)」という作業を別の協力業者さんが行いました。

名前の通り、山の斜面を竹を割ったような形にきれいに整え、吹付コンクリートで壁を固める技術です。なぜこれが必要かというと、山をそのまま掘り始めると、上から土砂が崩れてきてしまう危険があるからです。まずは周りの安全をがっちりとガードする。一見、遠回りに見えるこの準備こそが、作業をする我々の命を守る大切な土台になります。

安全の先にしか、いい仕事はない

準備が整い、ここからがいよいよ北陵工業の本番です。垂直に深い穴を掘っていく「深礎工法」で、大きな立坑を掘り進めていきます。

高速道路というたくさんの人が使う大きなインフラを支える現場だからこそ、プレッシャーもあります。でも、私たちが一番に考えているのは、大きな建物を建てることよりも、何より「今日も全員が無事に家に帰ること」です。「安全第一」という言葉はどこでも耳にしますが、私たちはこれをただの標語にはしません。クレーンが動く音、合図の声、お互いの体調。現場に響くすべての音に耳を澄ませ、声を掛け合いながら一歩ずつ進みます。

この大きな穴が、やがてたくさんの車が行き交う道路の土台になります。決して派手ではないけれど、自分の仕事が地図に残り、誰かの未来を支える。そんな誇れる仕事を、私たちと一緒に始めてみませんか。道具の持ち方から丁寧に教えます。明日もまた、安全第一で最高の汗を流しましょう。