北陵工業のお仕事…

まだ見ぬ道路の、いちばん下を支える誇り。

中四国を中心に深礎工事を手がけている、北陵工業の小野です。

五月の風が心地よい季節ですね。今日は私たちのお仕事について、少しばかりお話させていただきます。

私たちがお仕事をする現場というのは、だいたいが山間部となります。重機が動き、茶色い地面が剥き出しになった景色です。ここに将来、きれいな道路が通るのですが、完成形を鮮明に想像できる人はまだ誰もいないかもしれません。でも、だからこそワクワクするんです。何もない場所に、自分たちの手で未来の通り道を刻んでいく。これからどんな風に景色が変わっていくのか、本当に楽しみです。

職人の技術を込めて

我々が手がけているのは「深礎工事」という仕事です。地面に大きくて深い穴を掘り、そこにコンクリートを流し込んで、道路を支える頑丈な柱を造る技術です。橋の「根っこ」を植えるようなイメージですね。

重機が土を削る音が響く現場は、地中深くへと進むため一瞬も油断できません。地層のちょっとした変化や土の湿り気を、職人たちは長年の経験と五感で察知しながら作業を進めています。普段は見えない地面の下には、彼らの確かな技術と知恵がぎゅっと詰まっています。

笑顔で家に帰るための、安全第一

現場で私が一番厳しくチェックするのは、やっぱり「安全」です。どんなに立派な構造物を造っても、大切な仲間が怪我をしては意味がありません。足場は崩れやすくないか、手すりに緩みはないか、一つひとつ自分の目で確かめます。

作業の合間、汗を拭う職人たちと「今日も安全第一でいこう」と言葉を交わします。みんなが毎日、無事に家に帰って、家族と温かいご飯を食べられること。それが何より大切な基本です。彼らの真剣な目を見るたびに、この安全を絶対に守り抜こうと私も気が引き締まります。

工事が終われば、私たちが造った深礎基礎はすべて土の中に隠れて見えなくなります。けれど、誰も見ないその場所で、地域のこれからの暮らしをずっと支え続けます。

目立たないけれど、絶対に崩れない土台を造る。そんな泥臭くて格好いい仕事を、私たちはやっています。あなたも一緒に、誰かの未来を支える仲間になりませんか。明日も安全第一で、一歩ずつ進んでいきましょう。